冷凍食品は良いところだらけ?おいしさキープ!冷凍食品の歴史に迫る

冷凍食品は、手間なく簡単におかずを一品増やしたいときやお弁当作りに便利な食品として今や食卓に欠かせない存在と言えるかもしれません。長期保存ができるので、まとめ買いをしてストックしている人もいらっしゃいますよね。

そこで今回は、冷凍食品の実態を解説するとともに、食生活に取り入れるメリットや冷凍食品の歴史について紹介します。

冷凍食品の実態|メリットとは

一般的に冷凍食品は、低温で急速冷凍をして保存しているため、冷蔵庫や常温で保管する生鮮食品に比べて、長期保存が可能な点がメリットと言えます。このようにメリットを知れば、冷凍食品をもっと上手に活用できるはず。具体的なメリットを見ていきましょう。

 

-18℃以下で保存されるから衛生的

冷凍食品は生産から販売まで−18℃以下で管理されます。−18℃以下の環境下では、腐敗や食中毒の原因となる細菌が活動できません。よって、冷凍食品は販売までの過程で衛生的に保たれています。

 

冷凍技術の進化で栄養やおいしさが保たれる

「冷凍すると栄養が損なわれる」「食感が悪くなる」といったイメージを冷凍食品に持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、最近の冷凍技術は進化しており、食品の細胞を壊さず低温で急速に凍結するため、おいしさや栄養価も保てるようになってきています。鮮度や品質をキープすることができるので、いつでもすぐに出来立てのおいしさを味わうことができるのです。

 

食べたい時に食べたい分だけ使えるから食品ロスがない

冷凍食品は前処理がしてあるので、家庭で捨てるところがありません。無駄なく食べきることができるので、食品ロスを減らすことにもつながります。食べたいときに食べる分だけ消費できるので、エコな食品であるといえるでしょう。

 

保存が効くので買い置きできる

冷凍食品は長期保存が効くので、旬を選ばず食べられます。買い置きしてストックしておけば、買い物に行けないときなどに重宝するでしょう。

一般的に長期保存ができる食品には、「保存料が入っている」と思われる傾向があります。しかし、冷凍食品は低温で急速に凍結するので、保存料を使わずとも長期保存を可能としています。

 

簡単に1品増やすことができる

冷凍食品は、調理の手間をかけず、レンジでチンするだけですぐに食べることができます。メニューも和食、洋食、中華、スイーツなどと幅広く、一つの商品で一食が完結する冷凍食品もあるので、「料理する時間がない!」というときにも活躍します。お弁当用の冷凍食品も多数あり、朝の忙しいときでも簡単におかずを増やしたり、彩を添えたりすることができます。

冷凍食品の歴史

日本における冷凍食品事業は、約100年前に始まりました。最初は水産物の冷凍が主でしたが、1960年代には急速な冷蔵庫の普及に伴い、冷凍食品の需要も急上昇しました。その頃家庭でよく食べられていたコロッケ・ハンバーグ・シュウマイ・ギョウザ・えびフライが五大調理冷凍食品として市場に定着し、現在の冷凍食品の原型になりました。


その後、冷凍技術の進化とともに、主食やデザートなど色々なカテゴリーの製品が増え、最近では素材の味を生かしたシンプルなものも増えてきています。2021年には、日本国民一人当たりの冷凍食品の消費量が、23.1kgと過去最高を記録しました。

おいしい冷凍食品で食卓に彩りをプラスしよう

 「体に悪いかも」というイメージを抱かれがちな冷凍食品ですが、生産から販売まで−18℃以下で管理されているため、衛生的であり安全が保たれています。また、冷凍技術の進化により栄養や美味しさも劣りません。

さらに長期保存が効くため、買い物に行けないときや非常時にも役立ちます。忙しい朝のお弁当作りにも活躍しますし、食生活が乱れがちな人のお供にもなるでしょう。

ショクタスは、素材にこだわった動物性原材料不使用のパンやスイーツ、麺類などの冷凍食品をお届けしています。冷凍した状態でご自宅までお届けするので、いつでも簡単に出来たての味を楽しむことができます。

冷凍食品をぜひ日々の食卓に取り入れ、楽しい食事の時間にしてください。